膀胱炎撃退ガイド

尿路結石(腎結石)

膀胱炎に似ている病気の一つに、尿路結石が挙げられます。尿の中に含まれるカルシウムやシュウ酸が結晶化して大きくなり、やがて結石になるものですが、自分もこれを経験しています。ちゃんと泌尿器科を受診して、結石があると分かっていながらも、膀胱炎と同じような症状が出たときは、結石とは別に、膀胱炎にもなってしまったと思ったものです。

尿路結石の原因

尿の中には様々な物質が飽和状態になるまで溶け込んでいます。尿中のカルシウムやシュウ酸などが、尿路や腎臓で結晶を作り、結石化します。尿路に先天的な障害がある場合、コレステロールや脂肪の摂りすぎ、マグネシウム不足、運動不足、偏食などで沈殿物ができ、結石が形成されるのです。また、年齢や遺伝、細菌の感染、尿の停滞、手術で使った糸などの尿路での異物なども、結石を作りやすいと言われています。女性よりも男性に多く、20〜40代に顕著だと言われています。結石が大きくなり尿路を塞ぐようになると、排尿困難になってしまいます。尿路結石の多くは腎臓で結石ができ、尿路へと降りていくパターンになります。

自分の場合は?

こうして尿路結石の原因を調べていると、様々な原因があることが分かります。では、自分の場合はどれだったかと言うと、思い当たるフシがありすぎて分かりません。運動不足もありますし、コレステロールの摂りすぎで、胆石まで作っていました。(胆石の手術の検査で腎結石が発見されました)そして実家の母をはじめ、親戚一同、腎結石・尿路結石を経験している者だらけでしたので、遺伝も考えられます。その中でも、自分は胆石まで患ってしまったのですから、結石界のサラブレットのようなものです。

尿路結石の症状

結石というと、一番にくるのはやはり痛みです。差し込むような痛みが腎臓部から始まります。その痛みは、尿管、膀胱、外陰部に走ります。この疝痛発作とともに、顔色は蒼白になり、悪心と嘔吐に襲われます。唐閉塞の症状が出る場合もあります。結石のほとんどは腎臓で発生し、これらの症状を示しながら、徐々に尿路へと入り、排泄されます。排泄時には、膀胱炎のような症状が現れ、残尿感、痛み、血尿、思うように尿が出ないという症状が見られます。自分はこの症状で、膀胱炎だと思ってしまいました。何度トイレに行っても尿が出ず、ほんの少し出ても尿道にかなりの痛みを感じました。血尿も出たのですが、同時に結石も出ました。

尿路結石の痛み

腎盂炎などの痛みは、腎臓が炎症を起こして腫れるために起こりますが、結石の場合は、尿路が結石によってふさがれて、腎盂内圧が上がってしまうために痛くなると言われています。では、女性よりも男性の方が、痛みが強いといわれる原因は何なのでしょうか。それは、尿道の長さによります。女性は膀胱から尿道までの長さが短いのですが、男性は女性よりも長くなっています。尿道が結石によってふさがれて、尿の流れが阻害され、尿道は行き場のなくなった尿によって圧が上がり、それによって痛みが生じます。ですから、男性のほうが痛いと言われるのです。実際、自分も腎臓部分の痛みは辛いものがありましたが、尿管に結石が降りてからの痛みは、胆石の痛みの数百万分の一でした。痛みは結石が小さいほど激しく、排泄しやすいと言われています。

尿離結石の治療

砂状や、小さな結石は自然に排出されるので、水分を多く摂って、尿をたくさん出すようにします。結石の排出を促すために、薬が処方される場合があります。自分が処方されたのは、利尿剤と結石を小さくする薬でした。カルシウム結石に対して、溶解療法の手段はありませんが、尿酸結石では、尿をアルカリにすることで溶解されます。結石が自然排泄されない大きさの場合、体外衝撃波砕石術や、経皮的腎砕石術、経尿道的尿管結石砕石術が行われます。