膀胱炎撃退ガイド

膀胱炎の予防

膀胱炎の予防は、清潔にすることと水分補給、疲れをそのままにしないことが一番肝心なことです。局所を不潔にしていると細菌も増えやすくなりますので、清潔を心がけましょう。特に、生理用ナプキンやおりものシートは、こまめに交換するようにしなければいけません。性行為のあとも、トイレに行って排尿し、雑菌を流すようにしましょう。『膀胱に、菌を入れない・増やさない・免疫力を落とさない』ということを頭に入れておきましょう。

抵抗力と免疫力

抵抗力と免疫力、これらのどちらの機能が低下しても、細菌に弱くなってしまいます。もちろん風邪もひきやすくなります。風邪をひくと、一緒に膀胱炎になってしまうという人がいるのはこのためです。抵抗力が低下すると、必然的に免疫力も低下します。膀胱炎だけではなく、様々な病気になる危険性も出てきます。抵抗力を落とさないためには、生活習慣の見直しが必要です。睡眠、栄養バランス、ストレスや疲れをためないということです。過激なダイエットも、抵抗力と免疫力の低下を招きます。ダイエットはゆっくりと行わなければ、必ずリバウンドもやってきますので、いきなり何キロもダウンさせるのはやめましょう。

水分を多く摂る

膀胱炎になってから慌てて水分を多く摂っても、トイレに行くのが怖くなるばかりで、できればトイレからは遠ざかりたい心境でしょう。そうなる前から、水分は沢山摂りましょう。水分を多く摂ることで尿の量や回数が増え、細菌を体の外に出してくれるので、膀胱炎の予防になります。それどころか、肌の調子が良くなったり、新陳代謝がスムーズにいくようになったりと、いいことずくめになります。同じ水分だからと言って、アルコールなどの刺激物を沢山飲むのはいけません。また、清涼飲料水や、スポーツドリンクなども少しならいいでしょうが、沢山飲むと糖分が気になります。できればお茶やミネラルウォーターにしましょう。せっかく水分をたくさん摂っているのに、トイレを我慢しては意味がありませんので、長時間我慢するのはやめましょう。

下半身を冷やさない

膀胱炎は、冷え性が要因になるとも考えられています。冷え性だと体温が低く、そのため血流が悪くなるので、細胞も活発に働かなくなります。特に下半身が冷えていると、排尿に関わる臓器の尿道や膀胱などの筋肉の働きが鈍くなり、排尿の回数が減ってしまい、膀胱炎を引き起こすことがあります。通常、膀胱の粘膜は、37度前後になっています。この温度では、細菌が入ってきても増えることはないと言われています。冷え性の場合は、膀胱の粘膜が32度以下になることもあり、この温度は細菌が増えやすい温度でもあることから、膀胱炎になりやすくなります。

冷え性は病気じゃない

西洋医学では『冷え性』という病気はありません。もし薬で冷え性をなんとかしたいのであれば、東洋医学でしか対応できないでしょう。漢方薬に頼ることになりますが、冷え性の原因を考えると、自律神経の乱れやホルモンバランスです。生理や更年期障害、冷房や冷たい飲み物や食べ物による冷えがあります。漢方薬で自律神経やホルモンバランスに効果のあるものや、血行がよくなる葛根湯などを服用するか、半身浴や、体を動かして運動をし、血流を良くする、暖かい食事をして、体の中からあったまるなどしましょう。ツボマッサージも効果があります。

過労に注意

日本人は外国人から見ると、働きすぎなんだそうです。確かに、サービス残業は当たり前、休日も接待ゴルフでゆっくりできない……なんていう人も多いでしょう。疲れを癒す時間がないのが現実です。過労はストレスを引き起こし、やる気を削いでしまうものです。これまで述べてきたように、自律神経を乱すのも、ホルモンバランスを乱すのも、抵抗力を低下させるのも、過労が原因の一つになっているのです。仕事仕事で忙しいのは分かりますが、どこかでゆっくりリフレッシュしなければ、膀胱炎どころか、体そのものを壊してしまいます。