膀胱炎撃退ガイド

膀胱炎は癖になる?

よく『膀胱炎は癖になる』と言われますが、一度膀胱炎を経験すると、やはり癖になって何度も繰り返してしまうものなのでしょうか。だとしたら、世の中の女性のほとんどが、常に膀胱炎になっていると思いませんか? 世間で言われている、この『癖』の正体を暴いていきましょう。

何度も繰り返す

膀胱炎を一度経験してから、何度も何度も繰り返し膀胱炎になり、『癖』になったと言う人もいます。自分も友人が膀胱炎になったとき、『癖になるから気をつけないと』と発言しました。果たして膀胱炎は癖になるのでしょうか。『癖』を辞書で引くと、『無意識に出てしまうような、偏った好みや傾向。
習慣化している、あまり好ましくない言行。(大辞泉)』となっています。この場合は、習慣化しているという部分があてはまるでしょうか。では、どうして膀胱炎は癖になるのでしょうか。

薬を勝手にやめない

膀胱炎の治療に使われる抗生物質や抗菌剤。服用して2〜3日で、辛かった日々が嘘のように症状がなくなります。ですが、ここが落とし穴です。症状がなくなったからと言って、膀胱炎の原因になった細菌が全ていなくなったわけではありません。膀胱の粘膜に繊毛を使ってしがみついていて、息をひそめているのです。抗生物質や抗菌剤の効き目のある間、おとなしくしているだけなのです。薬の効果がきれると、息をひそめていた細菌は、再び増殖しはじめます。そして、膀胱炎の症状を引き起こします。ですから、症状が良くなったからといって、途中で勝手に薬をやめてしまうのは間違いです。症状がなくなっても、処方された薬は飲みきるようにしなければいけません。普通、膀胱炎が癖になると言われているのは、このケースがほとんどなのです。男性が膀胱炎を繰り返す場合、ちょっと事情が違ってきます。男性の繰り返される膀胱炎は、もしかしたら尿流通過障害があるかもしれません。一度検査することをオススメします。

意外な盲点

ちゃんと薬も飲んでいるし、体調管理もしっかりしているつもり……なのにどうして膀胱炎を繰り返してしまうんだろう……そう言う人もいるでしょう。意外な盲点として、ウォシュレット付のトイレが挙げられます。賃貸のアパートのトイレにもウォシュレットがついている時代ですが、そのウォシュレット、きれいですか? 清潔に保つために、ウォシュレットで排便後や性交後に、肛門をきれいにしたり、ビデ機能を使ったりしている人もいるでしょう。極稀にですが、このウォシュレットに大便がついてしまっていることがあります。普段は便器の後方に収納されているので気づきづらいですが、トイレ掃除をするとき、このウォシュレットのノズルまで、ちゃんときれいにする必要があります。洗浄用の洗剤も販売されていますので、心当たりのある人は、今すぐ掃除しましょう!

薬を飲んでも改善しない

普通、膀胱炎は抗生物質を数日間服用するだけで、劇的に辛い症状が改善します。にもかかわらず、何日薬を服用しても中々辛い症状が改善されない場合は、他の病気の疑いがあると思って、ほぼ間違いないでしょう。特に、間質性膀胱炎には注意しなければいけません。間質性膀胱炎は、膀胱炎と同じ症状が現れますが、膀胱炎とは別の病気なのです。他に考えられるのは、腎臓そのものの病気や結核、がんなどの可能性もありますし、【膀胱炎に似た病気】で挙げた病気である可能性もあります。腎機能が侵されると、一生人工透析とお付き合いしていかなければいけなくなる可能性もありますので、薬で改善されない場合は、詳しい検査が必要になります。特別なにも異常がないのに膀胱炎を繰り返す場合は、ハーブティーやサプリメントの服用で、改善される場合があります。【膀胱に良いもの】で紹介していますので、参考にしてみてください。